テイクアウト&デリバリーアプリのmenu(メニュー)で配達員向けの事故保険・補償制度がついに運用される事になりました!
- 保険・補償の対象範囲や金額は?
- バイクと自転車で違いはある?
- Uber Eats等の他社と比較するとどう?
- 任意保険も入るべき?
今回はこういった疑問にお答えする記事です。
menu(メニュー)配達員の事故保険・補償制度がどのくらい有効なのか配達員として知った上で稼働しないと、万が一の時の対応に困ってしまいますよね。
Uber Eats 等、他社と比べて補償内容を理解する事で、どの会社の配達パートナーとして働くか選択する上でも大きな指標になります。
本記事では他社比較も含めて、menu(メニュー)の事故保険制度について詳しく解説したいと思います。
- 本記事は2020年9月23日時点のmenu配達員向け補償制度の内容に基づいています。
- 他社の補償内容も含めできる限り最新情報を掲載しますが、保険/補償制度は生命の根幹に関わる部分ですので必ず公式情報の内容を確認するようお願いします。
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目次
結論から説明すると今回「menu(メニュー)」で新しく導入される配達員向けの事故補償・保険制度は全ての事故に対して適用される訳ではありません。
ではどういう適用なのか簡単にまとめます。
ポイント
- 加入資格:自転車配達員のみ
- 保険・補償の適用:「配達中」に限定される
重要なポイントは上記の2点です。
各ポイントについてもう少し補足していきます!
保険加入資格*自転車配達員のみ
「menu」の保険加入の資格者は自転車配達員のみに限られます。自転車配達員は「配達パートナーとして業務契約を結んだ」時点で適用される事になります。
適用に対して加入費用は負担する事はありません。
バイク配達員に関しては適用されませんので、万が一事故が発生した場合には自賠責・任意保険で対応する必要があります。
保険・補償の適用:「配達中」に限定される
保険適用は「配達中」に限定されます。この点が非常に重要です。
menu(メニュー)では「配達中」という定義を以下としています。
ポイント
「配達中」=「配達受付」~「配達完了」
言い換えれば、リクエスト待機中に発生してしまった事故に関しては「配達中ではない」為、事故保険の適用外になります。
※リクエストがキャンセルになった場合は、キャンセル処理がなされた時点までが適用範囲です。
menu(メニュー)の自転車配達員向けの事故保険は2つの補償制度があります。
2つの補償制度
- 対人・対物賠償責任補償
- 障害補償
「対人・対物賠償責任補償」は事故により、他人や物品に損害を与えた場合の補償制度、障害補償は配達員本人の死傷による見舞い金の補償制度といった感じです。
それぞれ詳しく説明していきます。
menu(メニュー)の事故保険の内、「対人・対物賠償責任補償」は「配達中に他人を死傷させたり、物品を破損してしまい法律上の損害賠償責任を負ってしまった場合」に事故保険で補償する制度です。
例えば、配達中に歩行者とぶつかり怪我を負わせた場合や、第三者の車両・物品に損害を与えた場合に適用されます。
ポイント
- 補償額:上限あり(非公表)
- 配達員に過失責任がある場合は適用されない場合がある
補償額:上限あり(非公表)
損害賠償の補償制度は補償上限額が公表されていません。
補償額は「賠償責任または障害の内容」に応じて上限あり、「menu」の調査による裁量で決定される模様です。
配達員に過失責任がある場合は保険適用されない場合がある
特に重要な部分が配達員に過失責任が認められる場合は保険による補償制度が適用されない場合があるという事です。
他にも法的根拠に基づかない請求や当事者間のみで示談交渉をされた場合など、一部の事例では適用されない旨が明記されています。
安全運転を心がけ、事故に遭ったらまず警察へ連絡・証拠保存が重要ですね!
障害補償制度は「配達パートナー自身が配達中に障害を負った場合に医療費や入院費等の見舞金を補償する制度」です。
主な内容は以下の通り。
ポイント
- 医療見舞い金:最大40万円
- 入院見舞い金:最大22.5万円(7,500円/日)
- 死亡見舞金:1,000万円
- 葬式費用:最大100万円
- 後遺障害見舞金:最大1,000万円
通院/入院ともに日額はそれぞれ決まっていますが、それなりに手厚い補償が受けられます。
簡単に説明すると以上ですが、適用条件がかなり細かく規定されている為、詳細は「menu」の配達クルーに配布される公式規定を参照ください。
上記の補償内容を競合他社の「Uber Eats(ウーバーイーツ)」や「DiDiフード(DiDiフード」と比較してみました!
各項目で比較できるようにまとめますので以下の表をご参考ください。
項目 | 内容 | menu | DiDiフード | Uber Eats |
補償対象 | 自転車 | 全車両 | 全車両 | |
対人・対物賠償責任 | 補償上限 | 非公表 | 3億円 | 1億円 |
自己負担額 | なし | なし | ||
障害賠償 | 通院費用 | 最大40万円 (医療見舞金) |
最大45万円 (5,000円/日) |
最大50万円 (医療見舞金) |
手術費用 | 最大7.5万円 | |||
死亡見舞金 | 1,000万円 | 1,000万円 | 1,000万円 | |
葬式費用 | 100万円 | 100万円 | 100万円 | |
家族見舞金 (死亡時) |
なし | 45万円 | 最大45万円 (15万円/人) |
|
家族見舞金 (後遺障害) |
なし | 最大36.2万円 | なし | |
入院費用 | 最大22.5万円 (7,500円/日) |
最大135万円 (7,500円/日) |
最大45万円 (7,500円/日) |
ポイント
- DiDiフードが事故保険内容は一番手厚い
- 障害補償も他社より見劣りする(自転車配達のみ)
menuの事故保険の補償内容は、Uber Eats が20年10月に傷害保険の拡充をした為、他社と比較すると若干見劣りしている内容です。
補償制度だけで比較すると「DiDiフード(DiDi food)」が一番手厚い内容になっており、安心して働けるのかもしれません。
とはいえ、業務委託の配達員向けの事故保険制度が公表されているのは、現在上記+Woltだけで「出前館」「food panda」などはまだ整備中の為、配達員の環境構築に頑張ってくれている印象ですね。
他社の事故保険・補償制度に関して詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください。
他社の事故保険制度はこちら
menuでは自転車配達員として働く場合、「配達中」の事故保険・補償制度はありますが、その他の移動中では保険がないです。
少なくとも「配達中」以外での事故リスクに備える為にも自転車保険の加入は必須と考えます。
また、近年では自転車事故の増加に伴い、条例で任意保険の加入を義務化している都道府県も増加しています。
「menu」の配達エリアでも20年9月現在、任意保険の加入を義務化しています。
※自転車任意保険義務化エリア
仙台・東京・神奈川・静岡・名古屋・京都府・大阪・兵庫・愛媛
まとめ
れでは最後に本記事のポイントをまとめます。
ポイント
- menuの事故保険は「配達中」「自転車配達員」のみ!
- UberEatsと同等の補償制度!
- いずれにせよ自転車任意保険は加入必須!
最後にmenuの配達員は『個人事業主』です。
menuでも色々補償制度を準備してくれていますが、不足する部分は自ら行動して補う必要があります。
自分を守る為にも、相手を守る為にも、万が一の事を十分に考え働きましょう。
最後まで記事を読んで頂き有難うございました!
menu(メニュー)配達員に興味がある方は以下の記事も是非ご参考ください!