DiDiフード(DiDi food)の配達パートナーとして働きたいけど事故を起こしちゃったらどうなるの?ちゃんと保険で補償される?
- そもそも事故保険はある?
- 補償金額は?
- バイクと自転車で違いはある?
- Uber Eatsと比較するとどう?
- 注意すべき点は?
- 任意保険も入るべき?
今回はこういった疑問にお答えする記事です。
本記事はこんな方におすすめ
- 配達員として働く前に事故保険・補償内容を確認したい方
- 任意保険に加入すべきか迷っている方
DiDiフード(DiDi food)の配達員として働く場合、自転車やバイクでの走行時間が大幅に増加します。つまり「走行時間が増える」=「事故に遭う可能性が上がる」という事です。
万が一の事故に遭ってしまった時にDiDiフード(DiDi food)の事故保険・補償がどのくらい有効なのか配達パートナーとして知った上で稼働をすべきです。
またUber Eats 等、他社と比べて補償内容を理解する事で、どの会社の配達パートナーとして働くかを選択する上でも大きな指標になりますのでしっかり理解しましょう!
- 本記事は2020年6月11日時点の配達パートナー向け補償制度の内容に基づいています。
- できる限り最新情報を掲載しますが、保険/補償制度は生命の根幹に関わる部分ですので必ず公式ページの内容を確認するようお願いします。
- Uber Eats の補償制度は2020年10月1日に更新された配達パートナーサポートプログラムの補償内容に基づいています。
目次
DiDiフード(DiDi food)では事故保険・補償制度はある。但し全ての事故には適用しない
結論から説明するとDiDiフードの配達パートナー(配達員)として働く場合には事故保険はあります。ただし全ての事故に対して適用される訳ではありません。
ではどういうケースで事故保険が適用されるのか簡単にまとめます。
ポイント
- 加入資格:全配達員
- 配達車両:全車両で同制度が適用
- 保険適用:『配達中』に限定される
重要なポイントは上記の3点です。次に各ポイントについてもう少し補足します。
保険加入資格:全配達員
保険加入の資格者は全配達員です。保険加入は無料で「配達パートナー(配達員)として業務契約を結んだ」時点で「自動加入」されます。
配達車両による違い:全車両で同制度が適用
配達車両による補償範囲には差はありません。自転車でもバイク・軽自動車でも配達員として稼働する以上は同じ補償内容です。
保険適用:『配達中』に限定される
保険適用は『配達中』に限定されます。この点が非常に重要です。
DiDiフードでは『配達中』という定義を以下としています。
ポイント
- 「配達中」=「リクエスト受付」~「配達完了」
言い換えれば、リクエスト待機中に発生してしまった事故に関しては「配達中ではない」為、保険は適用されませんので注意しましょう。
※リクエストがキャンセルになった場合は、キャンセル処理がなされた時点までが適用範囲です。
Uber Eats も適用範囲は同じ
Uber Eats の事故保険・補償の適用範囲は同様で、「全パートナー自動加入」の「配達中」に限定した補償内容です。
DiDiフード(DiDi food)の事故保険・補償の内容は?
では実際に「配達中」に事故に遭ってしまった場合、どの程度の保険が適用され、補償があるのでしょうか?
事故保険の補償制度は大きく分けて2つの内容に分かれています。
2つの補償内容
- 対人・対物賠償責任
- 障害補償制度
各々の詳細について解説します。
対人・対物賠償責任制度
「対人・対物賠償責任」は「配達中に他人を死傷させたり、物品を破損してしまった時に生じる損害賠償を補償する制度」です。
ポイント
- 補償上限:3億円
- 最大自己負担金:なし
損害賠償の補償制度は非常に充実しており、補償上限3億円あればまず問題ないと言えますね!
障害補償制度
「障害補償制度」は「配達パートナー自身が配達中に障害を負った場合に医療費や入院費等の見舞金を補償する制度」です。
主な障害補償制度の内容
- 通院費用:最大45万円(5,000円/日)
- 入院費用:最大135万円(7,500円/日)
- 手術費用:最大7.5万円
- 死亡見舞金:1,000万円
- 葬式費用:最大100万円
- 後遺障害見舞金:最大1,000万円
- 家族見舞金:最大45万円(後遺障害or死亡時)
通院/入院ともに日額はそれぞれ決まっていますが、それなりに手厚い補償が受けられます。
簡単に説明すると以上ですが、適用条件がかなり細かく規定されている為、詳細は公式規定を参照ください。
DiDiフード(DiDi food)とUber Eats(ウーバーイーツ)の事故保険・補償制度を比較!
上記で説明した「DiDiフード」の事故保険・補償内容と「Uber Eats」の補償内容を比較し表にしました!各項目で比較できるようにまとめますので参考ください。
項目 | 内容 | DiDiフード | UberEats |
対人・対物 賠償責任 |
補償上限 | 3億円 | 1億円 |
最大自己 負担額 |
なし | ||
障害賠償 | 通院費用 | 最大45万円 (5,000円/日) |
最大50万円 (医療見舞金) |
手術費用 | 最大7.5万円 | 最大7.5万円 | |
死亡見舞金 | 1,000万円 | 1,000万円 | |
葬式費用 | 100万円 | 100万円 | |
家族見舞金 (死亡時) |
45万円 | 最大45万円 (15万円/人) |
|
家族見舞金 (後遺障害) |
最大36.2万円 | なし | |
入院費用 | 最大135万円 (7,500円/日) |
最大45万円 |
ポイント
- DiDiフード(DiDi food)の方が保険内容は手厚い
DiDiフード(DiDi food)はUber Eats をロールモデルとしてそれ以上の補償を展開する事を説明会でも公言しています。その為、各項目でUber Eats以上の補償内容となっています。
また「事故により業務契約を解消することはない」と公式ページで記載してくれており、配達員として安心できる環境作りに頑張ってくれているように感じますね!
他社の保険内容も詳しく確認したいという方は以下の記事をご確認ください。
保険制度ではDiDi FoodとWoltが一番充実しています!
DiDiフード(DiDi food)の事故保険・補償内容で注意すべき点は
DiDiフード(DiDi food)の保険内容で特に注意すべきポイントは2点あります。
注意すべき2つのポイント
- 「配達中」以外には適用されない
- 「障害補償」は不十分
配達中以外には適用されない
繰り返しになりますが、「配達中」以外の移動や待機中に生じた事故について一切補償はありません。仮に事故を起こしてしまった場合は全て自己責任になってしまいます。
バイクであれば必ず自賠責に加入していますのである程度の補償はありますが、自転車配達の場合、任意保険に加入しなければ非常にリスクが高いですね。
障害補償は不十分
障害補償については休業補償がなく医療費も上限が少ないと思われる方も多いと思います。
そういうリスクにも対応する為には業務中も適用される任意保険に加入した方がいいでしょう。
DiDiフード(DiDi food)自転車配達員は任意保険への加入は必須
DiDiフードで自転車配達をする場合は少なくとも「配達中」以外での事故リスクに備える為にも自転車保険の加入は必須と考えます。
また、近年では自転車事故の増加に伴い、条例で任意保険の加入を義務化している都道府県も増加しています。
DiDiフードの配達エリアである大阪でも20年9月現在、任意保険の加入を義務化しています。
※自転車任意保険義務化エリア
仙台・東京・神奈川・静岡・名古屋・京都府・大阪・兵庫・愛媛
自転車任意保険へ加入する際に考えるべきポイント
自転車任意保険へ加入する際に考えるべきポイントは2点あります。
ポイント
- 「業務中」にも任意保険を適用したい場合(DiDiフードの補償内容では不安な方)
- 「業務外」の自転車保険だけ任意で加入したい場合
「業務中」にも任意保険を適用したい場合(DiDiフードの補償内容では不安な方)
DiDi フードの補償内容では少し不安だという方は「配達中」の補償内容を更に充実させる必要があります。
この際注意すべきは、一般的な自転車任意保険は「配達中」=「業務中」の事故について保険適用がなされません。
「事業用」として適用できる自転車保険に加入する必要がありますが「事業用の自転車保険」という単体では保険商品がほとんど見当たらないのが現状です。
その為、「事業用」の保険内容を充実させたい場合はフリーランス協会の補償制度を推奨します。
※DiDiフードはまだ協賛してないので優待制度はありませんが、フリーランスとして会員登録は可能です。
本サービスを利用すると、福利厚生としてWELBOXによる割引制度の活用ができるのに加え、追加費用が掛かりますが、休業所得の補償や業務外の事故保険も格安で提供されます。
年会費10,000円+αの費用が必要になりますので、結構高いですが、「業務中」の補償や所得補償も充実させたいという方は一度詳細を確認してみてもいいと思います。
「業務外」の自転車保険だけ任意で加入したい場合(業務中はDiDiフードの保険で十分という方)
「配達中」はDiDiフードの補償内容でよく、「業務外」の自転車保険だけつければいいやという方はまず、自動車保険や火災保険で特約を付帯できないか確認しましょう。
自転車保険単体で任意保険に加入するよりも、格安で補償内容のいい保険がありますのでまずは活用できないか検討しましょう。
そういった保険に加入していない方は自転車保険単体で任意保険に加入することをお勧めします。
DiDiフードの配達員にお勧めの自転車任意保険は?
私は「業務中」の補償はDiDiフードの補償内容で十分と考えているので、「業務外」使用の自転車保険に加入しています。その中で私も加入しているオススメの自転車保険はau損保の自転車保険です。
au損保は340円/月~の手頃な価格でサービスを提供しており、入院補償が充実しているのが特徴です。ちなみにauユーザーでなくても利用できます。
au損保の自転車保険の補償内容は?
au損保ではブロンズ・シルバー・ゴールドの3パターンの加入コースがありますが、手頃な価格のブロンズ・シルバーコースの補償内容を簡単に説明します。
内容 | ブロンズコース | シルバーコース |
月会費 | 340円 | 590円 |
個人賠償責任 | 2億円 | 3億円 |
死亡/後遺障害 | 500万円 | 800万円 |
入院保険金(日) | 8,000円 | 12,000円 |
通院保険金(日) | - | 2,000円 |
ロードサービス | 〇 | 〇 |
個人賠償責任は2億円以上と十分な補償内容となっており、入院補償も8,000円~と手厚いです。ロードサービスも年4回まで無料でパンクや故障の際にも利用できるので、この点も嬉しいですね。
通院保険が「シルバーコース」から付帯という点と各々の補償額を検討し自分の希望にあったコースに加入するのがお勧めです。
ちなみに私は「ブロンズコース」に加入しています。
詳しい補償内容を確認したいという方はau損保公式ホームページより確認ください。
バイク保険の任意保険は必要?
バイク保険も自賠責の補償内容では補償が不十分である為、任意保険の加入をお勧めします。
既に任意保険に加入している場合は「配達中」にも適用できる規約になっているか確認しましょう。
バイク保険の場合は自転車保険と異なり「業務中」の保険適用の定義を年間走行距離等で分類している事が多いので加入している保険の要件変更が一番スムーズだと思います。
まとめ|万が一に備えて事故保険・補償内容の確認を
それでは最後に本記事のポイントをまとめます。
ポイント
- DiDiフードの事故補償は「配達中」のみ!
- Uber Eats より補償内容はいい!
- 「配達中」の補償も充実させる場合はフリーランス協会に加入がオススメ!
- いずれにせよ自転車任意保険は加入必須!
- バイク配達でも任意保険の加入をするべき!
以上になります。
DiDiフード(DiDi food)配達員は『個人事業主』です。
DiDiフード(DiDi food)やUber Eatsでも色々補償制度を準備してくれていますが不足する部分は自ら行動してカバーする必要があります。
自分を守る為にも、相手を守る為にも、万が一の事を十分に考え働きましょう。
最後まで読んで頂き有難うございました!
DiDiフード(DiDi food)の配達員に興味がある方は以下の記事も是非ご参考ください!
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